「仕事自体は好きなのに、なぜ会社を辞めるの?」私がサイドFIREを選んだ本当の理由

【マネー情報 By FP】

「2026年8月にサイドFIREする」とお話ししたところ、友人や同僚からこんな質問をよく投げかけられます。

「仕事は好きなのに、なんでわざわざ会社辞めるの?」

これ、すごく核心を突いた質問です。 そう、私は仕事が大好きなんです。お客さんの悩みを解決するのも、専門知識をアップデートするのも、全然苦になりません。

じゃあ、なぜ辞めるのか? 結論から言うと、「仕事が大好きだからこそ、100%ピュアにその仕事に没頭するために、会社員というシステムをFIREする必要があった」のです。

今回は、仕事好きな私がサイドFIREを決めた3つの理由について、本音で語ります。

理由1:会社員である以上、会社の方針に左右される

プロのFPや不動産コンサルとして現場に立っていると、どうしても組織の論理とぶつかる瞬間があります。

  • 「組織の目標があるから、このプランで進むようにしてくれ」
  • 「会社の利益率が高いのはこっちのプランだから、そっちに誘導して」

もちろんビジネスですから、会社の利益を優先するのは当然です。20年会社員をやってきたので、その仕組みは痛いほど分かります。

でも、本当に仕事が好きで、目の前のお客さんに誠実でありたいと思えば思うほど、「本当はこっちの選択肢(他社)の方がこの人のためになるのに、会社の都合で勧められない」というシーンが‥‥たまにはある。

サイドFIREして完全に独立すれば、ノルマも、会社の看板もありません。 「100%顧客ファーストで、自分が本当に良いと信じた解決策だけを提案する」 これがやりたくて、私は会社を出ることにしました。

理由2:組織の「人間関係」や「社内政治」にエネルギーを使いたくない

仕事そのものは楽しいんです。お客さんと話すのも、書類を作るのも、戦略を練るのも。 ただ、会社という組織にいると、「仕事以外のノイズ」が多すぎました。

  • 派閥争いや社内政治の動向チェック(あまり首を突っ込んでませんでしたが)
  • 上司への根回しや、中身のない会議の調整(中身がないと言ったら怒られそうですが)
  • 部下のケアや、モチベーション管理(それ自体は大事ですが、限界もある)

40代を過ぎて自分の残り時間を意識したとき、「この社内調整に使っている膨大なエネルギーを、丸ごと目の前のお客さんや、自分のスキルアップのために使えたら、どれだけ素晴らしい仕事ができるだろう?」と思ったんです。

サイドFIREは、人間関係の断絶ではなく「付き合う人を自分で選べる自由」を意味します。ノイズをゼロにして、大好きな仕事の「コアな部分」だけに集中したかったんですよね。

理由3:「経済的自立(7,000万円)」が、仕事のプロとしてのプライドを守ってくれる

「ガツガツ稼がなくてもいい」という状態は、実はプロのコンサルタントとして最強の武器になります。

もし私が、来月の生活費に困っている状態でお客さんの前に立ったらどうなるでしょう? どうしても「何とかして契約を取らないと」「高い手数料のプランに誘導しないと」という邪念が生まれてしまいますよね。つまり、経済的に余裕がないと、本当の意味でニュートラルなアドバイスは難しくなるでしょう。

でも私には、これまでの20年で築いた7,000万円という「後ろ盾」があります。

最悪、目の前のお客さんから1円も儲からなくても、家族が路頭に迷うことはありません。だからこそ、「あ、それなら私が入るより、自分で役所で手続きをした方がタダで済みますよ!」と、笑顔で言えるんです。

「稼ぐための仕事」から「目の前の人を助けるための仕事」へ。 仕事が好きだからこそ、その質を最高純度に高めるために、私はサイドFIREという決断をしました。

まとめ:仕事が好きだからこそ、働き方を変える

「FIRE=仕事をリタイアして毎日遊んで暮らすこと」と思われがちですが、私はそうは思いません。

むしろ、「めんどくさい人間関係やノルマをリタイアして、大好きな仕事を一生現役で、そしてサイドワークとしてゆるく楽しむためのプラットフォーム」が、私にとってのサイドFIREです。

これからは、「相続・終活」の現場で、新たな発想で、誰よりも自由に、そして誰よりも誠実にお客さんと向き合っていきます。ぜひ楽しみにしていてください!

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