郊外で小さく自由に暮らす

会社を辞めてから、

「これからどんな暮らしをしたいか」

を以前より考えるようになりました。

もっと大きな家に住みたい。

もっと高い車に乗りたい。

もっと収入を増やしたい。

もっと資産を増やしたい。

以前なら、そういう「大きくする方向」もそれなりに考えていた気がします。

でも今は、

郊外で、生活を必要以上に大きくしすぎず、自由に暮らす。

このくらいが自分には合っているのではないかと思っています。

小さく暮らす。

といっても、

小さな家に住む。

物をほとんど持たない。

車を手放す。

という意味ではありません。

我が家はそこそこ広い家です。

車もあります。

物も普通に多いです。

むしろ私は物を増やしがちな方です。

ここでいう「小さく暮らす」は、

生活に必要なコストを、必要以上に膨らませない

という意味です。

暮らしは、一度大きくすると小さくしにくい

生活水準というものは不思議です。

広い家に慣れる。

高い車に慣れる。

高い外食に慣れる。

毎月いくつものサービスを契約する。

便利だから、と固定費を増やす。

一つ一つは大した金額ではなくても、

一度それが「普通」になると、

なかなか元へ戻せません。

収入が増えれば、

その分だけ生活費も増える。

さらに収入を増やす必要が出てくる。

これを繰り返すと、

いつまで経っても仕事を減らせません。

だから我が家では、

収入が増えても、

生活そのものは自分たちで決めた水準からあまり大きくしない

という感覚が昔からありました。

収入が増えたから、生活費も増やす必要はない

収入が上がると、

普通は生活も少しずつ豪華になります。

家。

車。

服。

外食。

旅行。

サブスク。

それ自体が悪いわけではありません。

お金を使うために働いている部分もあります。

でも、

給料が10万円増えたから、

毎月10万円多く使う。

必要はありません。

我が家の場合、

使いたいものには普通に使います。

旅行。

家。

車。

甘いもの。

こういうものは好きです。

一方で、

どうでもいいものにはほとんど使いません。

サブスクもかなり少ないです。

Amazon Primeすら普段は入っていません。

どうしても必要なときだけ、

1日だけ加入して、

用事が済んだらすぐ解約する。

それでも意外となんとかなるものです。

FIREを考えると、生活費の大きさが急に重要になる

会社員のときは、

給料が毎月入ります。

だから多少固定費が増えても、

それほど気にならないことがあります。

でも、

FIREという言葉を意識した時、

これはかなり大きいです。

毎月20万円必要な家庭。

毎月40万円必要な家庭。

同じ資産額でも、

自由になれる時期は全く違います。

資産を1,000万円増やすことも大事ですが、

毎月の固定費を数万円軽くすることも、

長期ではかなり大きい。

だから私は、

資産形成能力だけではなく、

固定費を自分でコントロールできることも一つの資産形成能力

だと思っています。

郊外は「生活のサイズ」を選びやすい

町田・相模原のような郊外が好きな理由の一つが、

暮らしの選択肢が多いことです。

駅前のマンション。

駅から少し離れた戸建て。

中古住宅。

広い土地。

小さな住宅。

賃貸。

車中心。

電車中心。

いろいろあります。

都心へのアクセスを優先するなら駅近。

家の広さを優先するなら少し離れる。

価格を抑えたいなら中古。

車を複数台置きたいなら土地を広くする。

同じエリアでも、

かなり違う生活を作れます。

都心のように、

便利な場所に住むなら高い住宅費を受け入れる

という一択になりにくくて、

選択の自由があるのは、郊外の良さ

だと思っています。

「小さく暮らす」は狭い家に住むことではない

ミニマリストという言葉があります。

物を減らす。

小さな家に住む。

必要最低限で暮らす。

私はそこまでではありません。

むしろ、

家はある程度広い方が好きです。

車もあります。

子どもの物も大量にあります。

押し入れを開けたら、

「これ何だっけ?」

という物も普通に出てきます。

だから、

物理的には全然ミニマルではありません。

でも、

生活費のベースは必要以上に膨らませない。

こちらはかなり意識しています。

小さく暮らすとは、

自分にとってちょうどいいサイズで暮らすこと。

私はそのくらいの意味で使っています。

家にお金を使うなら、家をちゃんと使う

我が家は住まいにはそれなりにお金を使っています。

でも家は、

寝るだけの場所ではありません。

仕事をする。

記事を書く。

勉強する。

家族で過ごす。

休む。

話をする。

休日を過ごす。

かなり長い時間を家で過ごします。

会社を辞めてからは、特にそうなりました。

だったら、

家にはある程度お金を使ってもいい。

その代わり、

使っていないものにはお金をかけない。

この考え方です。

安いものだけを選ぶのではなく、

自分が使うものには使う。使わないものは削る。

この方が、自分には続きます。

車も同じ

車も安くありません。

持たなければ、

税金。

保険。

車検。

ガソリン。

タイヤ。

こういう支出は全部なくなります。

でも私は、

車で旅行するのが好きです。

家族で出かけます。

買い物にも使います。

不動産も見に行きます。

だから車は残します。

ここも、

最安を目指しているわけではありません。

自分にとって価値があるから使う。

その代わり、

どうでもいい支出を増やさない。

全部を削るのではなく、

優先順位をつける。

結局これだと思います。

郊外は「お金を使わない休日」も作りやすい

休日だから、

必ずどこか高い施設へ行く必要はありません。

公園。

川。

ドライブ。

図書館。

ホームセンター。

散歩。

家でゲーム。

何かを作る。

こういう過ごし方でも十分です。

むしろ子どもが小さいと、

予定を詰め込みすぎると疲れます。

親も疲れます。

最近は、

「今日どこか行く?」

くらいで動ける休日の方が気楽です。

郊外は、

こういう低コストな過ごし方の選択肢が多いと思います。

FIRE後も暮らしはほとんど変わらなかった

会社を辞めたら、

生活がものすごく変わるのかと思っていました。

実際には、

思ったほど変わりませんでした。

同じ家に住んでいます。

同じスーパーへ行きます。

同じ車に乗っています。

同じようなご飯を食べています。

急に高級レストランへ行くようにもなりません。

変わったのは、

朝の慌ただしさ。

通勤。

仕事の予定に合わせる必要。

平日の自由度。

こちらです。

つまり、

FIREして欲しかったものは、豪華な生活ではなく自由な時間だった

のだと思います。

生活費が小さいと、仕事を減らしても怖くない

生活費が大きいと、

毎月それだけ稼ぐ必要があります。

住宅ローン。

車のローン。

保険。

通信費。

教育費。

サブスク。

固定的な支出が積み上がるほど、

仕事を辞める。

仕事を減らす。

転職する。

という選択が怖くなります。

逆に、

生活のベースが軽ければ、

仕事を減らしてもいい。

それどころか無くしても良い。

必要になったら、

また少し働けばいい。

この余裕が生まれます。

私は、

資産があることと同じくらい、

毎月必要なお金が大きすぎないこと

に助けられています。

「もっと稼ぐ」以外にも自由になる方法はある

自由になりたい。

だったら収入を増やす。

もちろん一つの方法です。

年収を100万円上げる。

副業する。

投資収入を増やす。

不動産を買う。

でも、

毎月必要なお金を3万円減らす

という方法もあります。

どちらも、

自由に使えるお金を増やすという意味では同じです。

しかも固定費なら、

一度減らせば効果が続きます。

私は収入を増やすことも好きですが、

必要なお金を増やさないこと

も同じくらい重要だと思っています。

郊外だから「小さく暮らせる」のではない

ここは少し違います。

都心でも、

小さく暮らすことはできます。

郊外でも、

大きなお金を使う生活はできます。

大きな新築住宅。

車2台。

高いローン。

毎週外食。

習い事。

旅行。

普通にいくらでも使えます。

だから、

郊外=節約

ではありません。

郊外は、

暮らし方を自分で選べる余地が比較的大きい

というだけです。

その自由度をどう使うかは、自分次第です。

生活を大きくしないと、自由を維持しやすい

FIREしたあと、

収入が以前より減ったとしても、

生活そのものがあまり変わらなければ困りません。

これから事業を始めても、

売上を最大化する必要もありません。

生活に必要なお金がそれほど大きくなければ、

面白い仕事だけやる。

週3日くらい働く。

暇なら休む。

という選択もできます。

だから、

私にとって「小さく暮らす」は、

節約術ではなく、

自由な状態を維持するための仕組み

に近いです。

大きくしないから、好きなところには使える

これは少し矛盾するようですが、

普段の生活コストを大きくしないから、

好きなものには使えます。

家。

車。

旅行。

甘いもの。

株主優待。

私はこういうものには普通にお金を使います。

毎月の固定費を全部大きくしていたら、

こうはいきません。

お金を使わないことが目的ではなく、

使いたいところで使える余白を残すこと。

こちらの方が大事です。

自由は「収入の大きさ」だけでは決まらない

年収1,000万円でも、

毎月ほとんど使ってしまうなら、

仕事をやめにくい。

年収がそれほど高くなくても、

生活費が軽く、

資産や副収入があれば、

仕事を減らせることがあります。

だから、

自由度を見るなら、

年収だけでは分かりません。

資産。

生活費。

住宅費。

借入。

副収入。

働き方。

全部の組み合わせです。

これはFIREについて考え始めてから、

かなり強く感じるようになりました。

私が欲しいのは「豪華なFIRE生活」ではなかった

FIRE後に、

海外へ移住する。

高級ホテルを巡る。

毎日外食する。

そういう生活も楽しそうです。

でも自分は、

そこまで求めていないようです。

町田・相模原あたりで暮らして。

車で出かけて。

家族とご飯を食べて。

時々旅行して。

好きな仕事をして。

疲れたら休む。

このくらいで十分です。

かなり普通です。

でも、

普通の生活を自分のペースで続けられること

が、自分には一番贅沢なのかもしれません。

「小さく暮らす」は、自分にとってちょうどいいサイズで暮らすこと

小さく暮らす。

という言葉には、

我慢。

節約。

ミニマリスト。

というイメージもあります。

でも私が考えているのは少し違います。

必要なものは持つ。

好きなものには使う。

でも、

周りに合わせて生活を大きくしない。

収入が増えたからといって、

全部生活費へ回さない。

必要のない固定費を増やさない。

そして、

働く時間を減らしても困らない状態を作る。

自分にとって「ちょうどいいサイズ」で暮らすこと。

これが今のところ、

私が考える「郊外で小さく自由に暮らす」です。

大きな暮らしを維持するために、

ずっと働き続ける。

それよりも、

少し小さな暮らしにして、

その分、自由な時間を増やす。

私には、その方が合っているようです。

タイトルとURLをコピーしました